ブログです

ロシアでバレリーナをしている人の食事記録のブログだったけど気分でいろいろ書くことにします

産みました

予定日ぴったりに出産しました

バレリーナのお産はしんどいと聞いた通り、進みの遅いお産で前駆陣痛に2日ほど苦しめられました

破水してからは5時間だったので初産にしては早いほうだそうですが、あと1センチが開かず分娩室に響く私の「お尻ーーーーー!!!!」の絶叫

 

バレリーナはとにかく締め上げているのでなかなか開かないそうです

なので今後出産を考えている方がいたらぜひ臨月になったら産道を緩めるストレッチなどをしてください

 

予定日二日前の昼と前日夜中に不安になって内診をしてもらいましたがとくに異常はなく、2回目のときは前駆陣痛でかなりしんどかったのですが、自宅のほうがリラックスできてお産も進むと言われ帰宅

それでも眠れないほど痛かったです

そこから1日ひたすら耐えて、陣痛が来るたびに戸棚に頭を打ちつけていました

なんとか夜中になって横になっていましたが、それまでとは違いいきんでしまうほどの痛みがきたので病院に電話をし、台風の中たどり着き内診の結果そのまま入院となり分娩室へ

 

夫が付き添いをしてくれたのですが、分娩室はエアコンが効いていてとても寒く、私はベッドの上で毛布付きでしたが夫は椅子のみで可哀想な状態でした

陣痛がくるたび腰をさすってくれたりお水をくれたりととてもありがたかった(さする位置が微妙で何度かキレて手をはたき落としたことは許してほしい)

 

分娩室で一晩を明かし看護師さんが朝食を持ってきてくれましたがもちろん食べられず、りんごをひとかじりして残りは夫に食べてもらいました

カロリーメイトやウィダーインゼリーなどを持参していましたが、あんな痛みのなかカロリーメイトは食べられない

家にいる時に母が作ってくれたおにぎりやホットドッグなども陣痛の合間に泣きながら食べましたが、母の手作りでなければ食べられなかったと思います

陣痛バッグに入れる軽食はウィダーインゼリーなどのゼリー飲料がいいと思います

 

それからも陣痛がくるたびにどうしてもいきんでしまい、助産師さんにお尻をテニスボールでおさえてもらったりしていました

今回助産師学生さん2人とその教員の方がついていてくださり、助産師さんやお医者さんを含めると6人ほどついてくださっていたので至れり尽くせりで心強かったです

夫のサポートより頼りにしていました

やはり経験の差はすごい

 

なんだかんだで破水してからもしばらく苦しみ、やっと分娩できるというときには陣痛を耐えている時より余裕がありました

いきんでいる合間にお医者さんが「頭がもうでてきてるから触る?」とおっしゃって、まじで?触ってええのん?となりながら恐る恐る触ってみると、本当に柔らかい頭皮が股の間にありました

ひょえええ〜やべえ〜〜〜抱っこするより先に頭触っちゃったぁ〜〜と笑えるくらいには余裕でした

その後もほとんど出てきている状態でまたお触りタイムが発生し、やはりお産は陣痛のほうが辛いんだなと思いました

 

どぅるんと子を産み落とし、お腹の軽さに感動したあとは胎盤を押し出される痛みに泣きました

陣痛みたいに痛かった

ずいぶん立派な胎盤だったそうで見逃したのが心残り

妊娠初期からずっと低置胎盤と言われきて帝王切開かもしれないと思っていたので自然分娩できてよかったです

 

陣痛から出産までずっと付き添ってくれた夫は感動やら痛みを変わってやれないもどかしさやらを語ってくれました

それでも疲労がすごかったらしく病院から自宅まで車で5分ほどなのに車に乗った瞬間に寝落ちしたそうで

夫も頑張ってくれました

 

我が子は本当に可愛くて、毎日見ているのに飽きないです

とんでもない美形を産んでしまったと思いました

夫にいたっては気が狂ったかとすわ思うくらいに溺愛しているのでもうすぐロシアに帰ることが寂しい

しばらくの間父と子を離れ離れにすることが心苦しいです

それでも日本で産んでよかった

 

これから子育てはもちろん、子の書類の手続きやビザのことなどやることは山積みですが頑張っていきたいと思います

早く仕事も復帰したい

まだ股が切れているのでストレッチなどはしていませんが、産後1ヶ月からを目標に少しずつ体も動かしたい

今回の妊娠で42kg→59kgまで太ったのですが、産後すぐに54kg、今は51kgとまだ40kg台には届かない

人生で50kg台になったことがなかったので当時はショックでしたが食べることはやめられず…

完全母乳なのでこれからも減るはずと信じています